マリンバ奏者 菅野真理子さんの「お話会」を開催しました
先日、国分寺市在住のマリンバ奏者 菅野真理子さんのお話会を行いました。
(4月23日(木)午前中に、国分寺・生活者ネットワーク事務所+ZOOMにて)
菅野真理子さんはソロのマリンバ奏者で「とぅいんくるん♪」という音楽ユニットで活躍しています。菅野さんは、国分寺ネットの子ども部会にも参加くださっています。
子ども部会は誰でも参加OKで子育て、子育ち、教育、がっこう、産前産後など、子どものこと全般について話し合ったり情報交換している場です。その場で「まりこさん、子育てカフェというお話会でご自身の活動のお話をして頂けないですか??」とお願いしたら快諾して下さり開催に至りました^^
「説明するよりも演奏した方が早いんです」とのことでグロッケンを奏でながらスタート。
私も話すよりごはんを食べてもらったりみんなで一緒に作って食べる方が自分を知ってもらいやすいなと思っている節があり、個人的に深ーーい共感から始まりました。
事務所のテーブルの上に持ってきて下さった打楽器を並べそれを囲みながらのお話会。大学や大学院生の頃の学び、そこで出会った方たちとの活動が今に生きていて大学院生の頃に開催した親子に向けたコンサートをきっかけにとても楽しいなと思ったことが始まりとのこと。また、ニュージーランドではコミュニティミュージックという研究分野もあり音楽で人との繋がり、コミュニティができていくということを研究する専門家がいることを初めて知りました。
活動する中で原動力となっている転機としてコロナ禍が大きかったというお話もありました。保育園などで行っていたイベントが軒並みキャンセルされる中、久しぶりに行った保育園で
それまでのように音を交えた手遊びをし最後に“お隣の子とぎゅーーって(ハグ)しよう”と
リードしたらぎゅーーができない4,5歳の子どもたちが多くいたとのこと。。。
コロナ禍でひととの触れ合いが縮小された日本に生まれた幼い子どもたちの現状を目の当たりにした、と。ここでさらに強く「もっとこれ(親子コンサート)をやっていかないと」と本腰を入れたそうです。
そしてクラウドファンディングを実施し集まったお金で2024年に小金井市の宮地楽器ホールにて親子コンサートを行ったそうです。その翌年2025年のコンサートに私たち親子が参加したのですね、と繋がりました。
さらにコロナ禍ではオンラインでの動画配信が飛躍的に増加し音楽が自宅等で便利に楽しめるようになりましたがライブで会場にエネルギーが循環する感じを共有したいという想いが強まったと言います。
とぃんくるん♪で大事にしていること3つもお話ししてくださいました。
①感じる
冒頭にもあったように
説明するより演奏した方が
“こういう世界をつくりたい”はすぐ伝わる。
全身で受け取るちからを大事にしたい。
②関わる
今の子育て家庭は
保育園を利用する家族は特に
子どもたちとの触れ合いタイムが少なすぎる。
ちょっとした触れ合いや手遊びを
簡単な音に乗せて楽しめるようにしたい。
③世界に入る
まりこさんご自身も
子どもの頃は本を読むのが大好きだった。
子どもたちがそれぞれの世界を大事にできるような
物語づくりに心掛けている。
ひと通りのスライドと共に用意されたお話が終わった後は目の前の打楽器の中からリアル参加した私たちにも気になるものをひとつ持たせてもらいまりこさんのグロッケンの伴奏に合わせひとりひとり数フレーズずつ奏でていく。。そして最後にみんなで一斉に奏で合う。。とてもとても豊かでそのバイブレーションと身体の振動が共鳴し合うような時間となりました。エネルギーが循環する臨場感とはこれのことよね!と改めて体感。
その後急に思いつき作ってきたタミパン(鉄鍋)ケーキを皆さんに召し上がって頂きながらフリートーク。お砂糖類と動物性食品がフリーの直火で焼いたいつものケーキです。まりこさんが「まりさんが大切にしている食と共通することがあると思いました」と。まりこさんは“風や波などの自然の音と調和するような音楽が好き”と言います。
そこには協奏曲やオーケストラといったしっかりした場で演奏するものももちろん素晴らしいが、何気ない日常の暮らしの中で出てくる音に耳を傾け足並みを合わせるようにして楽器を奏でたいという想いがあるとのこと。
子育てでは日常茶飯事にある赤ちゃんが泣き続けている場面だってそれは赤ちゃんの訴えでありただ聞いてよ~とおしゃべりしていると捉えるととても癒されるBGMの音として
受け取ることも多くあります。かく言う私も一人目の初めの頃の子育てではそうは思えませんでしたが・・・。
そして私のケーキ作りにはお砂糖や動物性食材を使わず素材そのものの甘みを引き出すことを大切にしていて、ケーキを味わった時に大切にしているポイント”が自ずと共有されそう感じて下さったそう。う、嬉しいです・・・!
最近は子どもたちが好きな大きなテーマパークなども大音量が通常となっていたりYouTubeなどの動画も変化の激しい画面と音声とで情報量がとても多くとにかくおとなにとっても子どもにとっても五感を過度に刺激するものが多すぎる…という話にもなりました。
これが通常化してくるとそれまでの刺激では物足りなくなり更なる刺激が欲しくなる。極陽性に偏りすぎると極陰性のものを取ってバランスを取り陰にも陽にもブレすぎる状態が日常化するのは身体にとって大きな大きな負担この連鎖による影響として心や身体の疾病に繋がり
暮らしのあちこちに出てきていますね。
音楽や食だけでなく香りもそう、ゲームもそう。アドレナリン分泌が過多となり交感神経優となっている現代人、そしてそれを一気にクールダウンするようにしてお砂糖と珈琲で休憩を取る現代人を代表する場面だなあと感じていました。
文化とか芸術という分野はどこか贅沢なもの、どこか富裕層がたしなむもの、のような位置づけに考えられがちで喫緊に困っている事態ではないため優先度が落ちてしまうものですが、実は生きる上でいちばん基本的な根幹を形成する大切な部分なのだと思います。そのことを
再確認できた素敵なお話会。
私が私の原点に戻ることができた私にとってもありがたかったお話会でした。参加して下さった皆さんお気持ちを寄せて下さった皆さんお話しして下さったまりこさん、本当にありがとうございました^^



