生ごみの資源の循環に向けて
こんにちは。
次の議会に向けた準備が進んでいますが、9月の国分寺市議会で、生ごみのたい肥化についての質問をしたので報告します。
生ごみは市内7か所で回収(登録制 週2回 持ち込み)しています。
※現在は、もとまち公民館、並木公民館、本多公民館、第二小学校、第四小学校、ともしび工房、西町地域センターで登録制で週2回回収。
持ち込まれた生ゴミは隔週で収集している剪定枝と混ぜて事業者に委託して「たい肥」にしています。
そしてそのできたフカフカのたい肥を、「ともしび工房」にて無償配布しています。
議員になる前に国分寺市に引っ越してきた時、市で生ごみを回収し、それをたい肥に変えてさらに無料配布しているということを知り、とても素敵な取り組みだなと感動したものでした。質問はこちら⇒
(松岡)今年6月から、西町地域センターでの収集が新規にスタートしましたが、現状の様子は?
(答弁)→8月末で12世帯が登録しています。8/22時点で149キロ。周知をより強めていきます。
(松岡)今後の増設拠点の考え方を教えてください。
(答弁)→市内の空白域や、設置を求める声を考えて、実施可能な公共施設があれば進めていきます。
国分寺市内では珈琲カスをたい肥にしていこうという取り組みをされている皆さんもいて夏にお邪魔した際にはその規模にとても驚いていたところでした。娘たちと参加させて頂き
隣の畑でかわいいじゃがいもを採らせてもらったり。また7月には日野市在住の友人からのお誘いで日野市の「せせらぎ農園」さんを見学させていただきました。
ここは近所の方々に生ごみを持ち込んでもらいマンションの管理人さんから落ち葉をもらいながら他にも竹炭を作って混ぜながら敷地の一画でたい肥にしそれを畑に入れて無農薬・無化学肥料で野菜を育てているというコミュニティガーデンです。
「生ごみは宝!」との想いからスタートしたとのこと。素晴らしいですね!!
ここでは畑を真ん中に、ひと、虫、微生物、土、水、陽のひかりが豊かに、バランスを保って、集っていました。ここにずっととどまっていたいくらい素敵な場所でした。
一般質問ではこれらの取り組みも紹介しながら質問しました。
国分寺市の生ごみ拠点回収についてですが、とても良い事業をしてくれていると思ってはいながら、私の今の暮らしの中で、第二小学校へ週に2日の午前に持っていくのがなかなか大変だな…無理だな…と諦めててしまっていたので、何人かの友人に聞いてみたところ、仕事や子育てやなどの自分の今の暮らしの中では現実的には難しいという声も多かったのです。
質問では、市民が気軽に参加できるような取り組みの工夫も求めました。
でも、大変大変だなんて言っていても仕方ないしわが家の生ごみは毎日出ているし全部持っていけなくてもいっか!という気軽に考えることに切り替えて思い立って10月にごみ減量推進課に連絡し登録しました。「行ける時に持っていこう」スタンスで週1ペースくらいで持ち込めています。
同時に植物性の廃油も回収しています。実際やってみると意外にできることもありますね。わが家の生ごみをたい肥という宝に変えてくれていると思うととても嬉しい、有難い。感謝です。大切な資源が豊かに巡っていきますように…!
