中学校給食が変わるこの時期に食育の環境と情報整備を求めました
現代の多様なライフスタイルの中で、子どもたちが自らに必要な食の在り方を選び取るちからを身につけ、自分らしく生きる糧となるような食育は重要です。飽食やタンパク質不足、ビタミン・ミネラル不足等になりやすい現代の食環境や、これらに起因した生活習慣病等の患者の増加、ネオニコチノイド系の農薬や遺伝子組換え食品など食の安全性についての課題も多くあり、大人にとっても大切です。
食の簡便化が進む社会で、地元の野菜がどう調理されているか、出汁をどのように取っているかという実践的な内容や、食べたものがどのように身体の栄養となっていくかの視点、共に食べることによる喜び、給食残渣がどう処理されているかという環境循環についてなど、食べることの原点に立ち返るような食育の方向性を示す意義は大きいと考えます。
今回の議会では、令和5年から2年かけて審議された「小中学校に特化した食育の指針の策定を求める陳情」には、生活者ネットワークは賛成しましたが、既に市が積極的に食育に取り組んでいるといった理由等により不採択となりました。国分寺市の食育についての計画は、健康増進計画や教育ビジョンなどの複数の計画に散在しており、市民にとっては分かりづらい状況だと言えます。
来年度から始まる中学校給食の食缶・ランチボックス併用デリバリー方式の移行は、食育を考え直す良いタイミングです。改めて市として食育の環境と情報を整備していくことが求められます。
