松岡まり 9月議会の一般質問
遅くなりましたが、9月議会の一般質問の報告です。
代表質問との兼ね合いを考えつつこれまでずっと想いの内にあったものや今までに触れたことについては新たな視点も入れて行いました。
1. 循環型社会の形成へ向けて
(1)生ごみたい肥化について
2. ゼロカーボンシティの実現へ向けて
(1)国分寺市ゼロカーボン行動計画の現状について
3. 農との市民をつなぐために
(1)第四次国分寺市農業振興計画策定の進捗について
4. ヤングケアラーの支援について
5. 妊産婦に寄り添う支援を
6. 予防接種事業について
(1)男性HPVワクチンの任意接種事業創設について
この投稿では予防接種事業についてまとめます。
そもそも国や自治体が行う“健康事業”の大きな目玉のひとつに予防接種事業の実施があります。
予防接種とは病原菌への免疫を獲得し感染症を防いだり重症化を防ぐにはとても効果があるという大きな世論があるところ。
でも本来感染症の発症は日々摂り込む無数の微生物たちとの共存の中で自己の免疫機能が低下した際に起こるものです。
なので
これらへの発症を防ぐためにはまず自身の免疫力を高めること。
そしてそのためには
•毎日毎食の食べるものの栄養バランス
•住む環境を整えること
•その人にとっての良好な精神的状態の維持
•適度な運動
などなど
一人ひとりの暮らしやその変化に応じてその人本来の“心地好い”状態を保持することや
それを考えることがまず何よりも大事なことだと思います。
農薬や遺伝子組換え食品、食品添加物、トランス脂肪酸、ゲノム編集食品などの安全性に不安がある食品や
糖質や油類の過度な摂取、ファストフードなどの飽食や栄養的なバランスを乱した食事といった
安くて便利な食品が溢れていますが、
これらは体内での酸化をすすめ炎症反応を起こし身体全体の免疫力を下げている原因と考えます。
身体や環境への負荷や代償も含め日常的に摂り込む食べものについて、
私たち現代人の代表的な日々の暮らしを見直しその上ではじめて予防接種について打つのか打たないのかを判断すべきではないのでしょうか。
7月の市長の所信表明では男性のHPVワクチン任意接種事業が大きく掲げられ来年度当初から行われることになります。
このことについて一般質問しました。
(松岡)女性への定期接種化は、重篤な副反応が報告されたために一旦中止されまた再開されました。添加剤による副作用についても、議論の分かれるところです。男性接種についてまだ十分に検証されていないとされているが、市はどのように考えていますか?
(答弁)重大な懸念は認められないと判断されています。
(松岡)副反応の情報はどのように公開されていきますか?
(答弁)HPににおいて、内容やワクチンの情報について提供していきます。 効果や副反応等について、分かりやすく記載する予定です。これらの情報を踏まえて、ご自身で判断をして頂く必要があると考えています。
(松岡)接種を進めるとしたら、包括的性教育を同時に実施して頂きたいと思いますが、見解はいかがですか?
(松岡)各学校では、学習指導要領に基づき指導しています。都教育委員会の性教育の手引きなどを活用し、性感染症の予防法について理解を深める指導をしています。
これらの質問を踏まえて私が指摘や要望したことは以下です。
●ワクチンについて重大な懸念は認められないとのことだが、重篤な副反応被害を受けた女性(今でも治療進行中)の話を聞いたが、自分の将来を決める真っ只中の時期に、身体が思うように動かなくなる辛さは想像してもしきれない。副反応情報はワクチンの説明とは別のサイトで表示してほしいと要望しました。
●新医協HPVワクチン検討会から「プライマリーケア医が行うHPVワクチン副反応診療の手引き」が出版されているが、国分寺市医師会でも共有して頂くよう要望。
●今の日本の学習指導要領には「歯止め規定」があり性教育の本質を教育できない。国際セクシュアリティ教育ガイダンスの内容を満たすことが必要であると指摘しました。
接種対象となる子ども・若者たちが自分のことを大切にするという人権の視点から性についてを考え、その上で
ワクチンの効果と副反応の情報を見ながら自分で納得のいく判断ができる環境づくりを率先して整えていって頂きたいと思います。
これ以上薬害を受ける方が出ませんように。。



