松岡まり一般質問報告~2024年第4回定例市議会 その1

昨年12月議会の報告です。今回の一般質問では4つの項目について質問しました。

ひとつひとつに分けてダイジェストでお伝えできればと思います^^その中で今回は、都市農業についての質問を報告します。

2.都市農業を守るために
(1)農福連携
(2)安全・安心な食の観点から」

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<質問と答弁の概要>

松岡)農業基本法が改正され、農福連携が明記されたが、市の現状と課題は?
答弁)→平成29年から、農家さんからの発注があった際に、障害福祉事業所が対応するという連携が継続されている。

松岡)令和4年にみどりの食料システム法が施行した。この認証制度の「みどり認定」は、補助金や課税の特例が受けられるなど、環境保全型農業を目指す農家さんへの支援策。東京都では現在ゼロだが、理由は?
答弁)12月(当月)から申請受付がスタートした。今後の認定状況を注視し、農家さんから相談があった際の体制構築に努める。

松岡)国の法律の適用は、都市部では難しいこともあるかもしれない。
有機JASも、農家にとっては相当ハードルが高い。市内には、特別に公表していないが、無農薬や減農薬の農家さんがたくさんいる。また、こういう安心・安全な野菜を求める方も多い。こくベジを、もう一歩進め、国分寺市独自の基準を定めてはどうか?
答弁)市が改めて基準を設けることは技術的に難しい。

松岡)千葉県いすみ市の「いすみそだち」の例もあるので、一緒に考えて行きたい。

松岡)こくベジの更なる販路の拡大については?

答弁)非常に重要。研究していく。

松岡)地域支援型農業CSAの啓発などについては?CSAとは、前払いをして農家さんを支える仕組み。天候による不作のリスクなどを、消費者と生産者が共有するということにも意義がある。消費者参加型農業のひとつとして、地域のコミュニティづくりや農地の保全にも有効。

答弁)研究を進めていく。

松岡)都市農業公園が調布・深大寺エリアにできた。多角的な視点から農地を残していく、創出していく、都市農業を守っていきたい。

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