松岡まりってどんな人〜ママ友がきいてみました④

●活動もなんでも手作りを持ち寄る

子育てしながらの政治活動についても聞きたいな。今は小学1年生の子と保育園の子がいて、来月に第三子も出産予定なんだよね(※本インタビュー時は1月、出産前に実施)

そう、今は臨月で。上の子は、私が外で活動している日は、小学校のあとに学童に行ってくれてる。とはいえ子どもにも、「今日は学校に行きたくないな」って時もあって、私が一緒にいれる日は学校を休んで、生活者ネットの事務所に一緒に来ているような日もあるかな。

当選したら議会はさすがに一緒に行けないかもだけど、子どもにもできるだけ自分の声を大事にして欲しい。無理に泣きながら引っ張っていって、「行きなさい!」みたいなことはやりたくなくて。「今日はどうしてもママは付き添えないんだ〜、ごめん!」ってことはあるかもしれないけど、相談しながらになるのかなと思ってます。

—2月に赤ちゃんが生まれて、4月に選挙だけど、選挙中は赤ちゃんはどうするの?

友人が、「演説中に近くでベビーカー押しながら見ていられるよ」って言ってくれたから、そうしようかなって考えてる。あと産後2ヶ月での選挙で、自身の体調も万全ではないだろうから、無理しすぎないようにするところを頑張りたい。その後は、2番目の子どもと同じ認証保育園に預ける予定。
「妊婦での挑戦、産後すぐの挑戦、どう思ってる?」っていろんな人に聞かれるけど、妊婦や子育て中の人ももちろん市民だし、特別なことじゃなく、本当はすごく当たり前のことなんじゃないかなって。

とはいえ、国分寺市にはまだそういう候補者や議員がいないし、全国的に見ても稀で。でもそういうことをよしとする社会をつくっていくのは、私たちひとりひとりだし、「じゃあ私がやってみてもいいかな」って。それで私の活動を見て、「だったら一緒にやろうよ」って言ってくれる人が増えてみんなの声が集まれば、どんどんやりやすくなると思う。

— そうやって同世代の人が出てくれるのって、すごく嬉しいことだなと思う。こそだてサポート隊みたいなこととか、どうやったらできるのか一緒に考えたいなあ。

嬉しい!
ただ、まわりのみんなも子どもがいたり、子どもがいなくても介護だったり自分の生活で忙しいって人もいるから、「無理してでも選挙の手伝いやって」とは本当に思ってなくて。自分のできる範囲で、自分のできることを持ち寄ってくれたら嬉しいかな。
子どもと遊ぶのが好きな人だったら「託児やるよ!」というのも大歓迎だし、車が運転できる人なら車出すよとか、選挙は詳しくないけど産後のサポートやるよとか。私は、私生活と仕事や選挙をあんまり線引きしてなくて、みんなでやっていけたらいいなって思ってます。
私自身もまだまだ「こんなに手伝ってもらっていいのかな?」って心理的なブロックがあってうまく頼めなかったりもするので、自分自身も殻をやぶって、みんなに頼りまくっていきたい。

—話を聞いて改めて思ったけど、まりちゃん自身がこの街で暮らす当事者でもあるよね。当事者としてのもやもやが具体的な政策につながっていくこともあるかもしれないね。

そうだね。私が今回チャレンジすることで、「どうしたら暮らしやすいまちになるか」をみんなで考えるきっかけになったら1番嬉しいな。「なんで公にこういうサポートないんだろう?」とか「このサービスこうしたらもっと使いやすいのに」とか、そういうのをご飯を食べながら楽しく話せたらいいな。楽しく、お祭りのように政(まつりごと)を盛り上げていきたいです。