松岡まりってどんな人〜ママ友がきいてみました②
●多くの人に活動を届ける延長に、政治があった
—私も最初に食べさせてもらったとき、「すごくおいしい…!ほっとする…!」って、すごく温かい気持ちになったのを覚えてる。でも、そういった食の世界から、政治の世界にチャレンジしようと思ったのはどうして?
食に関する活動は自分にとってすごく楽しかったし満たされていたんだけれど、俯瞰して見てみると、「ごく一部の人たちにしか伝わっていないのかも?」と思うことはあって。日本は有機農業耕作地の面積も1%に満たないし、オーガニックを自分で選ぶ人っていうのは、すごくマイノリティなんだよね。平たい言い方をすると、「もっと大きいことがしたい、もっと多くの人に届けてみたい」とは、3年前くらい前からずっと思っていたの。「出てみない?」とお話をいただいたのは昨年4月なんだけど、政治家を目指すっていうこと、公共について考えていくっていうことは、その流れかもしれないなって、自分の中でそんなに違和感がなかったんだ。「みんなが、それぞれ心地いい暮らしをしていけるといいな」って、ずっと思ってきたことだから。
— 生活者ネットから出ようと思った理由はある?
ママの集まりに、当時市議会議員だった岩永さん(現・東京都議会議員)が来てくれたことがあって、そのおおらかさに「国分寺市の議員さんにはこんな方がいらっしゃるのね〜」と驚いたんだよね。その後も、「国分寺市に有機農家さんを増やしたい」という話をさせてもらったり、千葉県三芳のお野菜を一緒に提携して取り寄せたり、光町近辺の3歳児からの保育園増設にも関わってくださったり、なにかとつながりがあって。2021年に岩永さんが都議選に出る時に「なにかお手伝いしたい!ウグイスやりたいです!」と連絡したんだけれど、そのときは選挙カーには赤ちゃんは乗れないルールで、「そうだったんだ!」と驚いたりしたこともあったなあ(※2022年11月に同乗や授乳可に変更)。
「無所属で出たら?」とか「こっちの党から出たら?」とか、いろんな声をもらったんだけど、生活者としての感覚を政策につなげていくのは、生活者ネットならできるんじゃないかな、やりやすいんじゃないかなって思ったんだよね。生活者ネットが掲げる「私らしく生きるための政治」というのも、自分にフィットしてるかなって。