イタリアの暮らしのひとこまから

こんにちは。
私は8年前、イタリアのミラノで1年弱暮らしていました。
イタリア到着の1週間後に妊娠が分かり、出産し、生後2ヶ月の長男を連れて帰国し国分寺市民となりました。

イタリアでは、日本と違うことを、暮らしを通じて楽しんでいました。様々に違いましたが、特に私が興味深く感じていたことには、BIO(オーガニック)な野菜がスーパー等で分け隔てなく並べられていたことです。
また、もらうレジ袋は「100%生分解性&100%たい肥化できる素材」で作られていました。イタリアだけではありませんが、過剰包装を嫌がられるため量り売りはどのお店にもあり、プラスチックゴミはとても少なかった記憶があります。
日本でも、レジ袋やプラスチックカトラリーの一部に生分解性素材が使われるようになりました。今後、もっともっとこんな取組みが増えていくといいなと思っています。

 

 

 

私は、市議会で建設環境委員会に所属していますが、先日の会議で、プラスチック廃棄物の減量及び再利用の推進基本方針が報告されました、新たな分別方法についての報告ですが、その中で、新たなゴミ袋を設定することになるかもしれないという議論の場となり、私はイタリアのレジ袋の現物を持っていたので、生分解性やたい肥化できる素材の提案をしました。休憩中には、会議メンバーが袋を見に来られ、袋についてお話しすることもできました。今後、さらに具体的に話し合っていかれればと思います。
こうして、様々な視点でフラットに話し合うということが、やっぱり私は好きなのだなぁと感じたのでした。